食品添加物としてのビタミンEの効果について,説明をまとめたのですが,合っているでしょうか?アドバイスお願いします。
油が酸素にふれると過酸化脂質がつくられ,変質・劣化の原因となる。脂質過酸化ラジカルは連鎖的に脂質の酸化が進行する。脂質過酸化の連鎖反応を止めて過酸化脂質の生成量をおさえる。ビタミンEは酸化防止剤として作用する。
●プラスチック添加剤を専攻した者です。
質問者様の「酸化防止剤」も勉強しました
のでご回答できると思われます。
文章を拝読させて頂きましたが
問題ありません。逆に専攻した私のほうも脱帽
するくらいに適切でまとめられております。
文章内にあります連鎖的がポイントですね。
これを「自動酸化」とよぶわけです。このままでは
油(プラスチックや油脂、潤滑油など)は劣化します
ので保護するために「酸化防止剤」を添加するわけ
でビタミンEは天然の酸化防止剤です。
その他の天然の酸化防止剤は「トコフェロール」
「バニリン」や「オイゲノール」などがあり天然酸化
防止剤といわれております。このビタミンEは学術上
の定義はありませんがヒドロキシル基(OH基)より
抗酸化作用ですので「フェノール系酸化防止剤」
に分類されます。
下記の本も参考にしてみてください。
食品関連と抗酸化物質についての本です。
○活性酸素や酸化の原因、抗酸化物質、サプリメント
など記載多数です。ラジカルについても説明あります
■抗酸化物質 あなたの知りたい抗酸化物質のすべて
フレグランスジャーナル社刊行
○ビタミンEはご存知だと思われますが「かぼちゃ」
に多く含まれております。
参考になれば幸いです。
(参考:上記書籍、高分子添加剤と環境対策 CMC出版より)
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